ヴェローナのアレーナ(ローマ円形闘技場)オペラ祭

ヴェローナでは毎年夏に、ローマ時代の円形競技場であるアレナ内でオペラフェステイバルが開催されます。公演プログラムは6月中旬〜8月末の間に週3~4回、夜に公演されます。毎年ヴェルディの「アイーダ」と、その年に選ばれた有名なイタリアの伝統的な演目が公演されます。アレーナ・ディ・ヴェローナは、15,000人の観客を収容できる世界最大の野外オペラです。

アレーナの円形闘技場のオペラ際

オペラ鑑賞のためにヴェローナを訪れた際は、ぜひ、ツアーガイドと一緒に観光や街の歴史、知識に触れて下さい。 ヴェローナに長く続く音楽の伝統を取り入れ、テーマに沿ったガイドツアーのプランも数多く提案させて頂いております。 最新のアレーナ・ディ・ヴェローナ・オペラフェスティバルの公演プログラムやガイドツアーの詳細については、お気軽にお問い合わせください。  

お問い合わせ(日本語 🆗):

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情報

ここでは、ヴェローナのアレーナでオペラを鑑賞する為の情報をご紹介します。どこでチケットを買えばいいのか、どの席がいいのか、より簡単に行くにはどうすればいいのか、どこに宿泊すればいいのかなど。

チケット

アレーナオペラのチケットは、オペラ祭の公式ウェブサイト(www.arena.it)で簡単に購入できます。チケット売り場は、アレーナのすぐ裏側にあるVia Dietro Anfiteatroにあります。開演の10分前まで営業しており、直前でもチケットが残っていて購入できることもあります。

購入ガイド

予算に問題がなければ、眺めと音響の面で最高の席は、ストールの1列目から10列目までの「ポルトロニサム」プラチナシートとゴールドシートです。それ以外の席では、景色はあまりよくありませんが、それでもかなり高い傾向にあります。
同じ価格であれば、ステージを完全に見渡せるスタンド席を選ぶのがよいでしょう。
中程度の予算の席は、ナンバー付きのサイドティアが最もコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。アリーナでのオペラを予算内で体験したい方は、番号のないサイド・ティアを選ぶと、完璧な視界ではないかもしれませんが、非常に手頃な価格でショーを楽しむことができます。

座布団

屋台やスタンド席は、背もたれと底面のクッションがかなり快適です。
番号付きの段は、折り畳み式のシートとクッションのない背もたれがあります。
番号の付いていない段は、アリーナのむき出しの石段で、背もたれもありません。
クッションのない席の場合は、外からクッションを持ってくることも可能で、おすすめです。アリーナ内でレンタルすることもできます。アリーナの硬い金属や石の上に2時間も3時間も座っていると、とても気持ちが悪くなります。

時間

オペラは夕暮れ時、21:00頃から始まります。
終了時間はオペラによって異なります。アイーダ」や「ナブッコ」のような長い作品では、深夜になってしまうこともあります。

アクセス

アリーナの各セクターは、円形競技場の番号の付いたアーチの1つから異なるアクセスが可能です。ゲート番号はチケットに記載されています。
整理番号付きのお席は、幕間の時間帯のみ入退場が可能です。番号のない席では、いつでも自由に入退場できます。

ドレスコード

アレーナ・ディ・ヴェローナでのオペラは、夏の野外フェスティバルです。7月と8月のヴェローナはとても暑くなります。そのため、厳密なドレスコードはありませんが、ストール席では、少なくとも長ズボンとポロシャツが必要です。番号のない席については、ドレスコードに関する特別な規定はありません。

電車でお越しの場合

アリーナ円形劇場は、ヴェローナの中心部にあるブラ広場にあります。歩行者天国になっています。
最寄駅は、ミラノ-ヴェネツィア線とボローニャ-ブレネロ線のヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅です。駅からアリーナまでは、徒歩で約20分、タクシーでも数分です。

車で

アリーナへのアクセスに最も便利な高速道路はVerona Sudです。車でお越しになる場合は、中心部に向かってお進みください。Piazza Bra è in area pedonale. I parcheggi a pagamento più vicini isono: Cittadella, Arena (いずれもアンフィテアトロから徒歩5分以内), Centro (徒歩10分)。

夜間の滞在 夜間の滞在

オペラの終了時間は夜遅くなります。空いているタクシーを見つけるのは難しいかもしれません。もし可能であれば、アリーナから徒歩圏内の宿泊施設に泊まることをお勧めします。ホテル、バケーションアパートメント、B&Bなど、さまざまなタイプの宿泊施設があります。

食事

オペラの夜、ヴェローナのダウンタウンにある多くのレストランでは、オペラの前と後にサービスを提供しています。キッチンは18:00から18:30まで開いていますので、アレーナの入場に間に合うように食事を済ませることができます。しかし、「そんなに早く食べたくない」「オペラが終わったらお腹が空いた」という方のために、ブラ広場周辺の多くのレストランはキッチンを開いており、ホテルに戻る前に軽食を取りたい方にもご利用いただけます。ご予約をお勧めします。

オペラ際の歴史

アレーナ(円形闘技場)は、戦闘士の戦いを見るために 約二千年前に建てられました。 約二千年の長期に渡り維持され、1913年以降、オペラの為に使用されるようになりました。1913年にヴェローナ出身のテノール歌手ジョヴァンイ・ゼナテッロが、 友人とローマ時代円形闘技場アレーナの中を散歩していました。 ゼナテッロの友人は、彼にオペラ曲を歌うようリクエストしました。 彼が歌い出したとたん、皆が驚きました。2000年前の野外円形闘技場の中での音響が、 まるで室内の劇場のように素晴らしかったからです。 そうして、アレーナの中でオペラを開催するアイディアが生まれました。 初演目は、ヴェルディのアイーダが選ばれました。

舞台セット

アレーナオペラ際舞台セット

そして舞台セットを作るために、 ヴェローナの建築家ファジウオーリ氏が選ばれました。 ファジウオーリが、それまでの絵のような平面的な舞台セットではなく、 2000年の歴史をもつアレーナの石が溶け込んだ様な 新しい立体的なセットを設計しました。 そして、毎年オペラ・フェスティバルを開催する程大人気となりました。 以降、戦争による1915年-1918年および1940年-1945年の休止期を除き、 世界最大規模の(定期)屋外オペラ会場としてアレーナは利用されてきました。

マリア・カラス

1947年には、マリアカラスがヴェローナのアレーナでデビュしました。 1970年代には世界的に有名なテノール歌手パヴァロッティや ドミンゴが出演しました。 現在もなおアレーナでのオペラフェスティバルでは、国際的にも有名な 指揮者、歌手、監督、デザイナーなどが参加し開催されています。

詳細
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